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DEFCONはイギリスのIntroversion Softwareが開発し、9月29日に発売されるRTSゲームです。
ゲームの概要は、映画の「博士の異常な愛情」や「未知への飛行」、「ウォーゲーム」のような熱核戦争をテーマにした大きなボードゲームのような感じです。

ゲームはsteamのダウンロードなどを利用して、いくつかの方法でデジタルデータの販売が行われます。
また、Introversionはマニュアルとゲームをセットにしたパッケージ販売も行いますが、オンライン認証が必要となります。

ゲームプレイについて †

概要 †

DEFCONでは1980年代のような人間味のないベクターグラフィックによるコンピュータ映像の世界地図上で、様々な核兵器や大量殺人兵器を操作します。
普通、ゲームでは敵を倒すために何億人もの罪無き人が死んでいくことになります。
しかし、攻撃することは自分が攻撃されるような危険性をも伴います。通常、ゲームでは完全な勝利などなく、両者が全滅して終わります。
DEFCONでは現実の時間の最大20倍のスピードで時間が流れており、現実時間で8時間以上かかる内容が30〜40分で行われます。

ゲーム進行とDefCon?レベル †

DEFCONは思考ゲームであるために、ユニットの生産や開発、資源の収集などは行われず、プレイヤー毎にあらかじめ決められた配置やステータスを選びます
（訳者注：通常RTSではランダムにスタート地点が選ばれ、そこから資源を手にいれ、ユニットを開発・生産していくものが多い）。
なので、ゲームが始まってすぐ決着がつかないようにカウトダウンシステムが導入されています。
ゲームはまず警戒レベルDefCon5（通常体勢）からスタートし、DefCon1（最高警戒レベル）までカウントダウンされていきます。
操作の早いプレイヤーだけが有利にならないように、ゲーム中の警戒レベルのカウントダウンで出来ることを増やしていきます。

マルチプレイと同盟 †

DEFCONは人間とAIを含めた2〜6人の対戦が出来ます。
ゲーム規模が大きい場合は同盟を組んだり破棄したり、再交渉したりすることが出来ます。
しかし、同盟を組んだからといってスコアやユニットや操作が共有されるわけではありません。

リードデザイナーのクリスディレイは

同盟軍で敵への攻撃のために偵察してると思っていたらそのうちの一人が味方を打ち落とし始めます。
そしてそれがチャットで口論になり、海上での小競り合いや報復攻撃が始まり、最終的には同盟が破棄され、皆がお互いに向けて核攻撃を開始します。
そのすさまじさといったら・・・

と語ります。

chatはIRCをベースにしており、公開のチャンネルや同盟のチャンネルや個人対個人のチャンネルがあります。

オフィスモード †

オフィスモードはパソコンを別の用途に使ったり、仕事中にゲームが出来るように、すぐにバックグラウンド（ゲーム以外の画面）に戻ることが出来ます。
ゲームがバックグラウンドで動いている間、システムトレイアイコンでプレイヤーに状況を報告します。
オフィスモードのキーはボスキーとも呼ばれ、エスケープキーを二回連打することでオフィスモードに移行できます。
オフィスモードでプレイされてるゲームは8時間続きます。

外交モード †

ゲームには外交モードが用意されています。最初は全プレイヤーがひとつの同盟に参加しており、同盟が崩壊するときにトップになるべく戦います。
スコアはゲーム終了時の生存者数で決まります。

ユニット †

DEFCONでは固定ユニットは一度視界に入ると表示されたままですが、いままでのRTSゲームで従来使われているようなリアルタイムな境界線による視界システムを使用しており、移動ユニットは固定ユニットのようにはなりません。
移動ユニットは敵を発見するか、敵が攻撃してこない限り（攻撃時に発見できるユニットに限る）敵を見ることが出来ません。